2021年7月24日(土)のことです。
道の駅国上で、いつもよりも自然と早起きいたしました。
夜風が気持ち良かったおかげで、網戸と扇風機だけで寝苦しくもなく、しっかり眠る事ができました。
車中泊すると体内リズムが朝方へとチェンジします
・・・いや、歳のせいか?・・・
外の空気に触れるからか、自宅の寝室なんかより、感覚が研ぎ澄まされるよう・・・。
夜が明けて間もなくは、夏の盛りでもこんなに過ごし易い空気感。
外に出て思わず深呼吸です。
共に駐車場で朝を迎えた車中泊愛好家の方々も、ほとんどが早いうちに出発して行くようです。
そう、夏の車中泊は太陽が昇り始めたら、次第に車内温度が上昇するので、家庭用エアコンなどの装備がなければ、早起きして涼しいうちに走り出すのが一番ですね。
コンロの炎による温度上昇を避けるため、朝食はパック詰ご飯をレンジでチンします。
玄米炊飯は夏の車中泊ではしばしお休み。
即席みそ汁とお茶用にお湯を沸かしたのみ。
それにしても・・・良寛さんが20年もの間、慎ましく暮らしたこの国上山の近くだからって・・・我が朝ごはんも慎まし過ぎやしませんかと苦笑いなのです・・・(;´∀`)
ご飯はレンジでチンしました
発酵食品が主のキャンピグカーらしくない朝食(^-^;
さて、何処へ行こうかと燕市周辺広域MAPで再確認。
何となく狙いを定めていた「国上寺」「千眼堂吊り橋」へ行ってみることに。
道の駅国上を出発して、僅かな山道を上り間もなく到着。
日差しも少し強くなってきたけど、まだ歩くには支障がない気温です。
さっそく本堂を目指してみましょう。
最初に出会ったのは「ぼけ封じガン封じ地蔵」
そこにあった「癌封じ絵馬奉納所」
奉納された絵馬の中に、「ママのがんが再発しませんように」と記されたものが目に留まってしまい、何処の誰かも存じませんが、どうか癌を封じて祈りが届きますようにと思わずにいられませんでした・・・。
お賽銭を入れ祈願いたしました。
ガン封じの他に、ボケ封じもご利益が授かれるのだそうです。
良寛さんがいらっしゃいました。
慎ましく暮らし多くの人に愛された方。
見つめていると、何故か穏やかな気持ちになります。
そして国上寺の本堂へ。
709(和銅2)年に創建され、開山1300年を超える県内最後の名刹とパンフレットに記されてました。
歴史のあるその建物の貫禄に見入ってしまいそうでした。
左下の方に、「縁側を一周頂くと四面の絵画をご覧いただけます」とありました。
ほほぉーっ!
むむっ・・・
うん??
???
へっ?(;'∀')
あらっ(*'ω'*)
良寛さんが・・・(^^;
・・・・・(*'ω'*)
・・・(*´ω`)
・・・(^^♪
・・・(*´▽`*)
ほとんど下調べもせず訪れてしまったのですが、2019年ころから話題になっていたのですね(^^;
でも頂いた2つのパンフレットにはこんな事書いてなかったし・・・。
イケメン偉人空想絵巻でお腹いっぱいになりそうでしたが、千眼堂吊り橋を目指して歩くことにしました。
途中、こんな立派な大銀杏に出会えて嬉しい。
思わず幹に手を触れて、パワーのおすそ分けを頂いた次第です。
午前8時半も近くになると、だいぶ気温も上がってきました。
トイレに行きたくなり、うっかり五合庵を見学するのを忘れ、やり残した感もありましたが十分楽しませて貰えました。
本堂のイケメン偉人空想絵巻がどのようになるのか?行く末も気になるし、また紅葉が見頃の時に訪れてみたいと思いました。
入念な下調べや、詳細に立てたスケジュールなど無い気ままな旅も、 時に面白い場所に出会えて良いものですね。
キャンピグカーに乗って10年、今まで何度もこんな事があって、それでまた車中泊に出掛けたくなってしまうんですよね(^^)/
本日もご覧頂き有難うございます