9月12日(日)までの緊急事態宣言も、首都圏を中心に延長する方向で調整に入ったとのことで、大半の地域で解除は難しいのが現実なのですね・・・。
下の写真はAmazonで会社用に調達した抗原検査キットです。
検査精度や値段も色々とあって、取りあえず3種類ほど調達してみました。
値段も千円以下からで、唾液を採取するものや、綿棒で鼻腔内の粘膜を採取するタイプなど色々あるんですね。
ただ公に認められている訳では無さそうなので、あくまで目安程度に捉えるべきか考えています。
それでも何もしないよりはマシかと、これから先、自由に行動が出来ないような状況が続けば、車中泊へ出掛ける前に確認すべく、個人でも念のためひとつくらいは持っていると気休めになるかもなんて思ってしまいました・・・。
そんな不安や心配をよそに、やっぱり出掛けてしまった9/4(土)の事です。
キャンピングカーJB-470も車検を取って、交換したタイヤの具合やブレーキの効き具合なんかも気になり、あれこれ考えた挙句に雨も降り続く中、午後になってようやく自宅を出発するに至りました。
群馬県も緊急事態宣言中の週末、何処へ行こうかと県のホームページも見ながらガイドラインに則っての行動は、最終的に不要不急の外出は控えるの言葉が全てだと思えてしまいます。
それでも己の葛藤の中、向かった先は8月お盆休みにも訪れたのと同じ長野原、東吾妻町方面でした。
約半月前にも来ていることから、様子も把握できていてちょっと安心感があったんです。
でもいざ来てみたら、川原湯温泉の共同浴場王湯は営業している雰囲気もなく、駐車場に入ってみれば・・・。
8月お盆にはなかった休館を知らせる貼り紙が追加されていました。
当然ですね・・・。
県外者の入館を遠慮いただく告知や、入場者数の制限を設けていたので、緊急事態宣言中はまるまる休館となると思っていなく、事前確認を怠った自分の考えが甘かったです・・・。
では至近の道の駅あがつま峡にある天狗の湯はどうかと、雨脚が強い中を向かって見れば・・・・。
いつもは温泉利用客はもちろん、車中泊目当ての車が駐車場に多々ある時間帯にも限らず、ガラガラに空いた駐車場になっていました。
第二候補に考えていた天狗の湯でしたが、入り口には何やら記されたバリケードが。
併設する温泉だけでは無く、道の駅あがつま峡の全施設が休館となっておりました・・・。
休館の期間中に公衆トイレの工事が開始されたようです。
確かにこんな時でもなければ、なかなか施設メンテナンスも出来ないでしょうから、その点は緊急事態宣言期間も有効活用が出来るってもんですね。
週末土曜日の夕方5時に全くひと気のない道の駅あがつま峡が、何とも淋しく思えて仕方ありません。
緊急事態宣言中の全施設休館、仕方ないとは思うものの、やるせない気持ちになってしまいました・・・。
それでも温泉を諦められず、往生際の悪いワタクシです・・・。
まったく前回車中泊の行動パターンと一緒で、草津温泉は大滝の湯へ電話を入れてみました。
営業は1時間短縮で、最終入館は午後7時との事でしたが、電話対応頂いた女性スタッフの方が「それではお待ちしております」と言ってくれたので、気持ちを振るい立たせて雨の中、草津温泉を目指したのでした。
道の駅草津運動茶屋公園まで来てみれば、駐車場にはチラホラとキャンピングカーの姿が見られてちょっと一安心。
ホテル櫻井さんも、週末土曜日の午後ならこんなにも閑散としていなかった筈。
生憎の雨模様と夏と秋の合間であるのを考慮しても、それでも魅力的な温泉を考えれば明らかに緊急事態宣言のマイナスな影響は計り知れないと思えました。
いつも賑わう湯畑観光駐車場の周辺もほとんど人影がありませんでした・・・。
お盆休み以来、今年2度目の大滝の湯となりましたが、当然お盆時期に比べ更にお客さんの姿も減っているようです・・・。
何だか重苦しい気持ちのまま、せめて草津の湯に浸かり、少しでも安らぎを感じたいと、雨の中で写真撮影もそこそこに(焦って案の定ピンボケ画像)入館料を払って温泉入浴を急ぎます。
コロナ禍前だったら、土曜のこの時間は混雑して大滝の湯を利用するのを躊躇していたほどでしたが・・・。
何度も訪れていますが、合せ湯を10分弱ですが貸切で使わせて頂いたのは初めての経験でした・・・。
来場者が少ないのは、緊急事態宣言の中で行動自粛を選択した人たちがいると言う事・・・そこは素直に申し訳ないと思いました。
この状況下「空いててラッキー!」なんて思うほど、ワタクシもまだ性根は腐りきってなかたようです。
湯上りに下駄箱まで向かう通路を写真撮影・・・ほかに人影が写る事もなく・・・でした。
にっぽんの温泉100選で18年連続1位の草津温泉。
多くの人に訪れてもらい、その良さを堪能して頂きたいですが、コロナウィルス第5波がピークアウトしつつあるだけの今はまだ、声を大にして言えない雰囲気を感じました。
コロナ禍に巻き込まれ1年半以上が過ぎ、その中でも感染する事もなくに車中泊を行って来た・・・それは運が良かっただけかも知れず、またワクチン接種2回を終えたからと言って、何ら自分が感染を広めないと言う保証にはならず・・・。
ただ漠然とした「車中泊は感染症に強く、他の旅の手段に比べれば安全である」との身勝手な思いが頭をもたげて、葛藤を繰り返す週末はしばらくまだ続くのでしょうね・・・。
何ともやるせない思いと共に、今回の記事も「一日も早くコロナ収束を願う」で締めさせて頂きます。
本日もご覧いただき有難うございます。